こんにちは いつもありがとうございます。
今日は、自然派を代表する・・というより石鹸の発祥とも言える、数千年前からの変わらない製法で作られている「アレッポの石鹸」を、改めてご紹介するとともに、トルコ・シリア地震の被災地に想いを少しでも向けることが出来たら、と、小さな企画をご用意しました。
アレッポの石鹸、当店では2020年からご紹介をスタート。以前、最初に立ち上げたウェブショップ(2004年)は、石だけではなく生活グッズにも比重を置いていたので、開店とほぼ同時に、自分でも愛用しているアレッポ石鹸をショップに出していました。
その後、リュミエールは天然石の専門店となっていましたが、ここ三年ほどかけて少しずつ、再び自然派のライフスタイル全体を提案するべく、雑貨アイテムを増やしてきました。このアレッポ、に関しては、パンデミックが始まって、手を洗う機会が増える中、やはりケミカルなものは避けたいのと、手に優しく殺菌できるもの、ということで、私自身は20年来愛用してきたこの石鹸を、再び取り扱うことに。
添加物や香料などは一切加えず、自然栽培(自生する野生の)オリーブとローレル(月桂樹)から抽出されたオイルと、石鹸製造には必須の原料である水酸化Na(石鹸を乾燥する段階でほぼ0%になるそうです)のみが材料。泡立ちよく、泡ギレもよく、保湿成分もたっぷり、そしてローレルオイルを4割含んだ「エキストラ40」(当店ではこちらを取り扱い)は、殺菌力も期待出来ます。
店主は石を洗いたい時にもアレッポ、キッチンの食器もアレッポ。洗面所の手洗い用石鹸はオフィスも自宅もアレッポです。洗髪に良いという評判で男性にも人気がありますね。
最近はすっかり知名度も上がり、自然派のショップや、生協のような場でも買えるようになっていますが、やはり素晴らしさを少しでも体験していただきたいという思いで当店でもご紹介しています。
さて、世界でもっとも歴史と伝統ある石鹸を作っているアレッポという街。シルクロードと地中海を結ぶ交通の要衝であることから繁栄し、この地で作られる石鹸は特産品でした。その後ヨーロッパに伝わり、こちらも有名なフランスのマルセイユ石鹸などが生まれていった様です。まさに石鹸のルーツと言えるでしょう。
シリアの2011年からの内戦の混乱で、かなり荒廃し、大変なことになっているところに、今回のトルコ・シリア地震では更なる打撃を受けていることが非常に残念です。内戦により多くの石鹸職人が職を失っているそうで、受け継がれてきた伝統が途絶えないことを願うばかりです。
(アレッポ式の石鹸の中でも、良質な製品を作りつづける老舗のアデルファンサ社の製品をご紹介していますが、同社の工場や従業員は無事であるとのことです)
地震の被害やまだ続いている内戦を乗り越えて、シリアの地で脈々と受け継がれてきた古来の素晴らしい製品、製造技術が、この先の時代も続いていくことを少しでも応援するべく、募金などは大きな団体で受付ているので、当店としては「良さを知ってもらう」キャンペーンを考えてみました。
洗面所に、キッチンに、お風呂場に、と、お試しいただけるように。また、既に良さを知っている方にお買い得に購入していただけるように。仕入れ元での決まりでセールをすることが叶わないので、『4個セット』で「ショップから1つをプレゼント」という、5個組みをご用意します。
ひとまず無期限でスタート、在庫状況により終了します。
お友達にギフトとして配っていただいたり。買い溜めていただいたり(ストック中はタンスに入れておくのがお勧め。良い匂いが立ち込めて、防虫効果もきっとありそう)。私はローレルのスパイシーな香りが大好きなので、包装を剥がしたアレッポをお皿にいくつか積んで、部屋や洗面所に置いておいたりします(笑)。
ぜひ、さまざまな用途で、ご活用ください。
*当店で扱っているのは、もっともアレッポ石鹸の個性と良さを感じて頂ける「エキストラ40(ローレルオイル40%)」です。
ではでは、
御来店、お待ちしております。
いつもありがとうございます。
Love and Gratutude
店主 Amari